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私がプラモデルを作るときに使う「削る道具」

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さて、「切る」に続いて「削る」です。
削る道具は基本的に昔から変わりません。「ヤスリ」です。
でも、少しだけ、そんなヤスリも変化していました。

まずご紹介するのはこちら。

クラフトヤスリ中目5本組 (H-16)

クラフトヤスリ中目5本組 (H-16)

定価:¥ 735

Amazon価格:¥ 527

カテゴリ:おもちゃ&ホビー



今でも「棒ヤスリ」でいいのかしら?一般的な金属で作られたヤスリです。
「ダイヤモンドヤスリ」というのもありますね。
基本的にはホームセンターなどで売っているので大丈夫です。だいたいセットで500〜800円程度でしょうか。
でも、いいものは1本でそれくらいしますね・・・うちは確か5本300円くらいのを使ってると思います。


これ、多分模型ファクトリーじゃないかしら。

模型用のヤスリといえば、紙やすりです。
これもどこのメーカーでもいいと思うのですが、私が主に使うのは「タミヤ フィニッシングペーパー」です。




ちなみに
荒目:P180番×2枚、P240番×1枚、P320番×2枚
細目:P400番×2枚、P600番×1枚、P1000番×2枚
仕上:P1200番×1枚、P1500番×2枚、P2000番×2枚
のセットになっています。
このセットのいいところは、1枚があまり大きくなく、使いやすいサイズになっているという点でしょうか。
また、耐水ペーパーなので、水研ぎが出来ます(2000番辺りを使った塗装後の仕上げ研ぎなどにも使えます)。

ここまでは昔も普通に使っていました。

さて、次にお勧めするのはこれ。



「タイラー」というヤスリです。
持ち手の付いた台に紙やすりを貼り付けたもの、ですね、簡単に言うと。
でも、これ、ヤスリ面が真っ平らではありません。少しだけ弧を描いています。しかし、これが平面を出すのにとてもいいという、とても工夫された商品です。
ここでは2種類しか紹介していませんが、他にも240,320,600といくつかの目が用意されています。
使い終わったらヤスリだけ剥がして、紹介したタミヤのフィニッシングペーパーなどを両面テープで貼り付けるといいでしょう。台座だけそのまま使い続けられます。

そして、次はこれ。

スポンジ研磨材 極細目 (O-8C)

スポンジ研磨材 極細目 (O-8C)

定価:¥ 441

Amazon価格:¥ 309

カテゴリ:おもちゃ&ホビー



とりあえず1種類だけ紹介しますが、荒さは様々あります。
「スポンジ研磨剤」です。フワフワしています。
実はこれ、シルバーアクセサリーを作っている時にも使っていました。指輪など曲面のものを削る時に重宝します。後は最後の仕上げの時ですね。
同じヤスリなので、確かに模型にも使えますよね。
これは曲面を削る時には荒い目のものを、削り面を滑らかにする時に目の細かいものを使うといいです。

他にも「削る」道具はたくさんあります。
他の道具と同じく、自分の手に合うものを用途に応じて選ぶことが大切かと思いますし、適切な道具選びは模型制作の腕を向上させます。
少しでも参考になれば幸いです。

この本、本当にいいです。勉強になります。

切る、貼る、削る。&塗る!!

著者/訳者:森 慎二

出版社:大日本絵画( 2012-12-19 )

定価:¥ 3,360

Amazon価格:¥ 3,360

単行本 ( 128 ページ )

ISBN-10 : 4499231019

ISBN-13 : 9784499231015


オリジナル記事はこちら 私がプラモデルを作るときに使う「削る道具」 | OpenMediaLaboratory on 2013年9月19日.


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